採用課題は何だろう?


総合演習で採用のボトルネックを特定するパートは、私自身の業務に十分活かせると感じました。実際、自社の採用活動では、1次面接には応募があっても2次面接への参加率が低い現状がありました。面接設問の内容や、面接メンバーにおける若手比率の不足といった点が、思いつき的な対応に陥っていたと反省しています。候補者の立場に立って考える視点が欠けていたことが大きな課題であると痛感しました。

営業検証はできてる?


また、営業面ではカスタマージャーニーマップを作成していたものの、どこにボトルネックがあるのか十分に検証できていなかったと感じました。分析の観点からは、ジャーニーをより細かく区切る必要性があると考えます。境界線が曖昧なために実際の検証が困難になってしまい、顧客の心理変化を後で分析できる形で設計することの重要性を再認識しました。

営業戦略はどう進む?


<営業データを活用した営業戦略の立案>
現在、成約率向上という課題に対応するため、これまでの商談データを活用して再検証を進めたいと考えています。以前から取り組んでいたものの、講義を受けたことでデータの粒度が粗い点に気付かされました。また、文章化やビジュアル化が十分に行われていなかったため、組織全体の納得感にも課題がありました。構造化データのみならず、商談履歴などの非構造データも組み合わせ、優先順位を明確に決定することで、より効率的な営業戦略の立案を目指します。

UX向上はどう進める?


<サービス利用データを活用したUX向上施策の立案>
SaaSサービスの活用状況について、アクセスログを精査し、実際に利用されている機能と利用されていない機能を分類します。利用されていない機能については、その原因を分析し、仮説を立てた上で、機能の改善や場合によっては廃止も検討する計画です。具体的には、以下のステップで進めたいと考えています。

成約率低下はなぜ?


<営業データを活用した営業戦略の立案>
・まず、成約率が低い理由について仮説を立てる。
・セグメント別や担当者別の成約率、さらに各営業ステップごとにボトルネックを抽出する。
・低い成約率のセグメントや、担当者による影響、どのステップに問題があるのかを検証し、原因を明らかにする。
・その上で、具体的な解決策を検討する。

使われない理由は?


<サービス利用データを活用したUX向上施策の立案>
・まず、データウェアハウスからアクセスログのデータを抽出する。
・利用されていない顧客について、導入当初から使用していなかったのか、あるいは使用頻度が次第に低下したのかを分類する。
・なぜ特定の機能が使われていないのか、仮説を立てながら改善案を策定する。
・顧客インタビューを通じて仮説の検証を実施する。
・最終的に、機能改善やUX向上、場合によっては機能の廃止を実施する。
※上記の投稿は、受講生より許可を得て掲載しています。
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ナノ単科とは?

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実践につながる基礎スキルを習得するカリキュラム
グロービス経営大学院 単科生制度の、さらにライトなプログラムが登場。
1週間毎に区切られた6週間のカリキュラムを、他の受講生とともに、オンラインかつ好きな時に自分のペースで学び、仕事で実践・活用する一歩を踏み出せる内容となっております。

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